2021.1.31傾聴実践コース 8章

【大雪の影響で】

この章は、いよいよ、カウンセリングの大本命とも言える、相談者が自らと向き合い問題解決へと歩みを進めることを支援する『直面』

ここ数回、山場が続く6章、7章、8章は、エネルギーも使いますので、関講師からおいしいチョコが振る舞われております

誰でも向き合いたくない自分や気づかなかった自分が、いつだって自分自身のなかに息づいています。それが知らず知らずに表に出てきたとき、焦り、困惑し、怒り、悲しみ、自己嫌悪し、ネガティブな状態に心も体もなるのかもしれません。

それを隠しても蓋をしても、そこに在ることには間違いなく、それを一番にわかっているのも自分自身。

コースでは、いつかそれらが消化/昇華できる自分を目指しながらも、とにもかくにも、その第一歩として、そんな自分を【認め、受容し、許容する】こと。直面することとは何かを実践で学び進めます。

『直面』では、自分自身を探求し、安心安全の場で言葉にして外在化することで、

頭でわかっていることと、

本音で得心しているかどうか、

ということを、実は相談者自身が、丁寧に自分自身に問いかけ聴いていきます。そのプロセスを共に体験し、共に知り、その歩みを共に支えるのがカウンセラー。

カウンセラーの目の前には、相談者が様々な自分自身とすったもんだしながらも、なんとかうまく折り合いをつけながら、自分で自分をしっかりと抱いて前を向く姿が。

消さなくてもいい。

見たくない自分もまた、そこにいる意味がある。

ただ、それに振り回されず、うまくコントロールしながら自分自身の言い分を聴いていくことができれば、きっとその人は自分を自律して歩んでいける。ラクに、もっとのびのびと。

そしていつのまにか、見たくなかったはずの自分の見え方が違って見える。そして、もちろん同時に、その先にいる新たな自分と出会い、驚きと喜びと可能性を発見する、カウンセリングってそんな道程であるとも言えます。

パンドラの箱の奥底には 

~希望~