【傾聴実践⑦ 傾聴と観察の同時進行】
再受講希望も加わって本日は5名での講座開催。
講座の内容には連続性もあり、一回再受講すると、次回もこの続きの展開が気になってしまいます。
そんな後半の傾聴実践コース。
いよいよ、各受講生がちょっとした自分の気になることや悩みをテーマに傾聴していきます。
もう、ロープレじゃない、ほんとのカウンセリングです。実習であっても、目の前に『自分のこと』を話始める人がいれば、それを聴く人のあり方がどうあるか、で、アドバイスにも愚痴の言い合いにも、そして傾聴にもなる。カウンセラーはクライエントの暖かな歪みのない鏡と・・・、なれるか?! というのが、受講生の目標であり課題。
かたや、それを観察することで、複数のケースを同時に『自分だったら、このカウンセラーがもっとよくなるには』という視点から検討します。
講座なので、一回の時間は短く区切りながら、その続きは誰と組むのか分からないので、真剣さが自然とアップ。
そして、一番の収穫は、観察結果をフィードバックし合う時間。こう見えた、こうだった、カウンセラーはこう考えていた、でもクライエントはこう受け取った。複数の立場の『その時』の内面を振り返り検討します。
実際のカウンセリングではできないことを、実習だからこそできる!!
ここでも、純粋性と自己一致、自己開示の態度で、自分を信じてお互いを尊敬して、という気持ちになります。